2008/05/23

交配系統 茶吹掛

吹掛の交配系統から出た「キセ茶吹掛」の種が採れない時の保険に、「キセ茶吹掛」×「新団十郎」の交配をしたF2です。茶の吹掛は地味で、見たところあまりパッとしないのですが、懲りずに交配してみました。F1はキセ紅吹掛でした。「キセ茶吹掛」だと思っていた物が実は、花色の遺伝子がホモになっていなかったのでしょうね。mgはヘテロかホモで持っていたわけですが、花色に関わる遺伝子は他になにを持っていたのでしょう?


これと、上のは、綺麗な無色の軸(少し経つと点々が出てくるでしょう)で、吹掛模様が出るでしょう。ただし、その程度が良い物がなかなか出てこないのが、吹掛交配後代の悩ましいところです。無色軸が5株ありますので、確率的には斑入りがひとつは採れるはずです。それに茶吹掛がでれば、いいんですけどね。

無色の吹掛軸のようですが、少し着色しているようです。吹掛交配のF2展開の時によく見られる地色がクリーム色になる軸だと思います。F2展開時、吹掛軸にこれが混じり、吹掛の程度が良い物も限られるので、目指す物はなかなか出来ないですね。

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